☺︎美容室 月曜日 休みは何故?☺︎長いですが、よかったらどうぞ🙇
美容室が月曜日を定休日にするようになったのは、第二次世界大戦前後からです。
第二次世界大戦前後は、全国的な電力不足のため電力供給をストップする 「休電日」が設けられていました。
当時、美容室では、髪に何十本も電極をつける 「電髪(でんぱつ)」と言うパーマが主に行われていて、 パーマをかけるのには多くの電気が必要でした。
「休電日」にはパーマをかけることが出来ないので、「休電日」に合わせて定休日を設定したのです。
「休電日」は地域によって違いましたが、 全国的に月曜日のところが多かったため、定休日が月曜日の美容室が多いと言うわけです。
さらに、働いている人たちの休日は土日が多いので、 お客様の多い土日にお店を開け、月曜日を定休日にしたと言う理由もあります。
博物館など公共の施設にも月曜日お休みのところが多いですよね。
また、かつて月曜定休だった百貨店にあわせたと言う説もあるそうです。
美容室の定休日がきっちりと決められたのは、昭和35年前後のことです。
過当競争を避けるために、都道府県ごとに、
組合が定休日や料金、営業時間などを決めることになりました(適正化規定)。
組合の決めた定休日がそれまでと同じ月曜日だったことから、
美容室は月曜日がお休みのところが多いのです。
今では「公正取引委員会」の指導により、
定休日は自由に決めていいことになっています。
それでも月曜日お休みの美容室が多いのは、
都道府県ごとに定休日が決まっていたころの名残ではないでしょうか。
また、長い間美容室の定休日は月曜日だったため、
講習会や研修、ヘアーショーなどのイベントは月曜日が多いのだそうです。
そんなことからも、